研究室で学んだことは社会で通用するか
私が工学部の学生で研究室にいたときに、とても参考になった記事を会社の新卒に教えました。
新卒君は23歳。ちょうど私が記事を読んだ歳ぐらいです。
その記事は論文の序論を書き方を説明したものです。
私のその記事を論文を書くために読みましたが、
新卒君に教えたのは当然論文を書くためではなく、企画作るためです。
私は物事の重要性を伝える基本を論文の序論から学びました。
結局、論文も企画も基本構造は同じなんです。
論文が提案書、査読が決済に変わっただけです。
更に言えば、研究もビジネスと一緒だと思っています。
考え方は一緒で違いは、他の部門など関係者とのコミュニケーションが多いという点です。
新卒のときは社会は理不尽なことが多いと感じましたが、結局それは私が社会を知らなかっただけでした。
表側だけではなく裏側のロジックまで丁寧に観察すればひどく合理的にできています。
私の能力の多くは大学の研究室の中で養われ、数年間潜伏した結果、やっと少し芽が出ました。
そう考えると研究室というは意外と重要な要素だし、新卒に研究室を疑似体験させるというのは意外と悪くない教育過程だと思っています。
人生と幸せと労働について
人生と幸せと労働について考える。
人生のゴールは幸せになることだとして、幸せになる方法はいろいろある。
楽しい人生でも穏やかな人生でもスリリングな人生でも、なんでも良い。
どういう人生を幸せと考えるか。これは完全に自由だ。
さて、どういう人生を選択するにしても労働にほぼ間違いなく関わってくる。
もちろん労働のどう関わるかも個人の自由だ。
マネージャーにとっての問題は、部下が人生に置いて労働をどう位置付けているか、だ。
単純にお金のために労働する人もいるし、人生を楽しむために労働する人もいる。
管理者の多くは、会社の成長=人生の幸せと置き換えている人が多い。
多くの労働者にとって会社の成長なんてそんなに重要じゃない。
そりゃあ、潰れたら困るけどね。
結局、労働者に人生における仕事は位置づけそれぞれだし、マネージャーは各個人の考えを理解し、価値を提供しないといけない。
非常に面倒な気もするが、それがマネージャーの役割だし責任なんでしょう。
結局はそれに見合う甘い蜜を吸わせてもらっているのだ。
宇宙にいくための方法
高ストレス環境でもどうやって結果を出すかというお話。
上の記事を読むと、当たり前の条件が並んでいます。
1.詳細な役割&責任の設計
2.メンバー同士の深い相互理解
3.情報・意見の積極的な共有
4.助け合いの規範
5.主体としてのチーム意識
6.強い信頼関係
7.メンバーへの目標浸透
8.問題解決規範の浸透
当たり前のことを当たり前に実践できるかが重要ということですね。
逆に基本を忠実に実行できていたら宇宙にもいけると。
太陽の力で生活する日々
このニュースは非常にどきどきしました。
太陽光発電って、非効率って皆さんご存知ですか?
太陽光発電で、電気屋からすると邪魔でしかなくてですね。なぜなら電圧一定にできないからなんですよ。
晴れた日に太陽光発電の発電量が増えると、火力発電や水力発電の発電量を調整して発電量を一定するわけですよ。そうなると当然、火力発電の効率は落ちます。非効率です。
だからもんじゅを諦められないのです。
言い換えれば人類は、太陽の力を電気に変えることはできるけど、エネルギーの複雑なシステムの中に太陽光発電をまだ組み込めてないのですよ。
上記のニュースが本当なら全てを変える可能性があります。
なぜなら、いつでも好きなタイミングで発電できるようになるからです。
砂漠で大量にエタノールを作り、日本で発電するとか、夏場に大量に作ったエタノールで冬場の電力を乗り切るとかができるようになります。
そうなるとエネルギー問題は解決です。
そういったニュースは、嘘も多いけどまだ僕はどきどきしながらニュースを読みます。
松尾清憲がすばらしい
ずっと音楽が好きでいろいろ聞いていたけど知らなかった!
松尾清憲のメロディは素晴らしいです!
ここ数日、マンガワンでワイルドマウンテンが無料で読めたので読んでいたのですが(ワイルドマウンテンも素敵なマンガです。)、各話のタイトルが曲名で次は誰の曲かなーと考えながら読んでいました。
話が終わりに近づきどんどん盛り上がっていき、最終話が松尾清憲の「僕が蒸気のようにとろけたら」でした。
元々松尾清憲さんを知らなかったし、タイトルがちょっと変わった雰囲気だなと。
気になって検索したら、久しぶりやられました。
すぐにiTunesで買ってリピートしました。
※Amzonのリンクは売り切れですがiTunesなら購入できます。
全曲素敵です。
とにかくメロディがいい。
松尾清憲さんはデビュー30年以上立っているベテランですがサウンドはかなり現田的です。
メロディはちょっと昔のロックぽいところや歌謡曲ぽいところもあるけど、意外とMr.Childrenが好きな人にも刺さるんじゃないかな?
おすすめは
2. ハロー・ミスター・シェイクスピア
4. 恋はあやふやで
7. 僕が蒸気のようにとろけたら
次はベストを買わねば。。
『ニュー・ベスト・オブ・松尾清憲 ~甘くてほろ苦い音楽生活のすべて~ 』CD BOOK
- アーティスト: 松尾清憲
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労働時間に対して思うこと
こんな記事がありまして。
簡単にまとめると、労働時間の最適値は人それぞれなんだから、一律に残業0にするとまずいよということです。
僕も大いに賛成です。
僕が労働時間短い大手から、労働時間が長いベンチャーに来た理由は、楽しい仕事をしたかったからです。
そりゃ嫌な仕事を長時間はしたくないですよ。
でも、僕は楽しいからやっているわけで、それもまとめて禁止するのは反対です。
なので、労働者の意に反した長時間労働がなくなる制度が望ましいです。
例えば、現職者の労働時間の公開を義務化するとか、ES調査を義務化するとか。
この件に対して僕のスタンスは、働きたいやつは働けばいいし、働きたくないやつは働くてもいい。何時間が最適かは人によって異なるので、人に合わせた柔軟に対応できる制度が良い。
残業一律禁止は最終手段。柔軟に対応できるシステムできなかった場合の妥協案です。
なぜトラックボールはマウスに負けたのか
僕は、普段トラックボールを使っています。
仕事でもそうだし、今この文章を書いている家のPCもトラックボールです。
説明するまでもなく、トラックボールは最高の入力デバイスです。
しかし、世の中の大半の人はトラックボールなんて知らないわけです。
そして、熱心なトラックボール信者に勧められてトラックボールを触った人の大半が
こう思うのです。
「ああ、やっぱり使いづらいな!」
僕らにとって最高なトラックボールは、なぜマジョリティになれなかったのでしょうか?
その理由は、トラックボールの良さがわかりづらいことです。
トラックボールは良さはちょっと触っただけではわかりません。
長時間利用して初めてトラックボールの良さがわかるんです。
本当に体にとってよい椅子が2,3分座っただけではわからないように、トラックボールも2,3分使っただけでは良さはわかりません。
しかも、普段使い慣れていない親指を使うわけなので一時的にせよ、使いづらく感じます。
何れにせよ、トラックボールは長い時間PCで作業する人のためのデバイスだし、そういった人は少数派です。
しかも、本当によいトラックボールは、一般的なマウスよりも値段が高いのもより状況を悪くしていると感じています(とはいっても数千円ですが、世の中の大半の人はマウスに数千円も払いません)。
去年、エレコムのトラックボールを使ってみましたが、ボールが上手く転がりませんでした。安定的によいボールを作るのは技術的に高度なんでしょう。
LOGICOOLが今後もトラックボールを作り続けてくれるのを願っています。