新人マネージャー奮闘記

新人マネージャーがあくせくしています。

給料が上がらない理由

最近、物価が上がっているけど、給料は上がらない。

 

この理由を考えてみよう。

 

おそらく給料は下記の2つの要素で決まる。

 

 

1.会社の稼ぐ力

2.人材の貴重性

 

会社に稼ぐ力がないと給料を上げようがない。

ここでいう稼ぐ力は毎月、毎年の営業利益だ。

よく言われるような内部留保を考慮しない。

仮に内部留保が多くても毎月の利益率が低い状態は、経営のリスクが高いので給料を上げようとは思わないだろう。

なので、毎月、毎年の営業利益が重要だ。

(そもそも内部留保という項目は会計上存在しない)

 

稼ぐ力を向上するには2つの方式がある。

一つは、デジタル化などで生産性を向上させることだ。

ここはIT助成金などが該当すると思う。

二つ目は、そもそも生産性の高いビジネスモデルに変えることだ。

二つ目はスタートアップや新規事業を増やすことが重要だ。

 

次に人材の貴重性。

会社が儲かっていても人材の貴重性が上がらないと給料は上がらない。

なぜなら、仮にその人が辞めても外部から低コストで調達できてしまうからだ。

つまり、人が少なく取り合いが発生する状態では給料は上がり、人が余り求人に対して多くの人が殺到する状態では給料は下がる。

IT業界の求人が高いのは人が足りないからだ。

 

気軽に辞めれるということは人材確保しづらくなり、人材の貴重性が上がる。

 

日本はまだ利益を出している企業は多いから、もっと人材の流動性が向上させるべきだ。

 

派遣は確かに人材の流動性を向上させるが、貴重性は向上させていない。

他国は知らんけど日本は人材が余っていて交渉力が弱い領域を派遣にしているため、ただ企業が有利になっただけ。

大事なのは労働者の判断で自由かつリスクを少なく辞めれること。

その結果として流動性が上がれば、余裕のある会社は給料を上げて人材を確保しようと思うはず。

 

そのために必要なことの一つはリカレント教育が必要だと思う。

失業者向けの教育支援あると思うけど、他業界への転職向けの公的な支援少ないと思う。

あと失業保険、めっちゃ重要。

失業保険というか、転職失敗しても大丈夫保険があると良いと思う。現在の失業保険は本当に失業保険して困っている人がもらえる制度なので、もうちょい柔軟な仕組みが追加であるといいと思う。

あと退職者の有給消化もしくは有給買い取りは義務化してもよいと思う。

 

一方で資本力のある会社に人材が偏る可能性もあるので、資本力がない企業への支援も考えないといけない(やりすぎると本来潰れた方がよい会社も生き残り生産性を低下させる)

 

とりあえず思いついたこと書き殴った!

誰かもっと良い仕組みや間違いなどがあれば。