新人マネージャー奮闘記

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大阪都構想を調べる

大阪都構想について。 別に関係のない自治体なので、賛成も反対もありませんが、 いつくかyoutubeを見て論点が少しずれてそうな気がしたので整理しました。

重要なので再度繰り返すと賛成も反対もありません。 関係のない自治体なのでただの野次馬です。

そもそも大阪府都構想とはwikipediaによると

大阪都構想(おおさかとこうそう)は、大阪で検討されている統治機構改革の構想。大阪府大阪市(または大阪市を含む周辺市町村)の統治機構(行政制度)を、現在の東京都が採用している「都区制度」というものに変更するという構想である[注釈 1]。 特に、

大阪市を廃止し、 複数の「特別区」に分割すると同時に、 それまで大阪市が所持していた財源・行政権のうち広域的な役割を果たすための事業に充当するものを大阪府に譲渡し、 残された財源・行政権を複数の「特別区」に分割する、 ということが記載された「特別区設置協定書」[1]に沿った統治機構(行政制度)改革を大阪都構想と呼ぶことが一般的に多い。

と書いていますけど、目的がよくわからないんですよね。

よく二重行政についての議論もありますけど、
そうするとコストカットの議論になって、議論が小さくなりがち。

いろいろ調べていると、
要は意思決定をすばやくできるようにしたいということなんじゃないかと思います。

大阪市のサイトにも書いていますけど、
意思決定が早くすることは、課題が多いの世の中なのである程度共感できる。

https://www.city.osaka.lg.jp/fukushutosuishin/page/0000492418.html#1

それで意思決定が遅くなる要素が二重行政なんですけど、
広域行政が二重になっていることが問題なんですよね。

なんでかというと、大阪市がパワーがありすぎるから。

本来、各市町村は広域行政に直接関わらない(関われない)けど、
大阪市はパワーが多いので広域行政に関わることができて結果二重行政になっている、
ということなんじゃないでしょうか。

なので、大阪都構想では大阪をいくつかの区に分解します。

これで大阪府が広域行政の明確な責任者になり、
広域行政については大阪府の判断で実行できます。

一方で、大阪市自体も複数の区に分かれることができるので、
それぞれの区で独自に施策など行うことができます。

大阪市、人口300万人近くいるからね。
関係者が多いから何をやるにも調整に時間がかかりそうです。

これは、スタートアップが大きくなると意思決定が遅くなるので、
ホールディングス制にして分社化にするのに似ていますね。

ステークホルダーが減れば意思決定から実行までスピーディに行えますから。

まぁ当然デメリットもあるので、どっちがいいかは好みじゃないでしょうか。

なので、スピードアップを論点に話してもらえば、
すごいわかりやすいと思うんですけど、
なんで二重行政の話になるんでしょうか?

ここがすごいミスリードが気がします。

デジタル庁の平井大臣が
「スタートアップ企業を立ち上げるような感覚で仕事をしなければいけない」
と言っているのと比べると広報に問題がある気がしますね。