新人マネージャー奮闘記

新人マネージャーがあくせくしています。

父の日に思い出したこと

今週のお題「おとうさん」

 

すでに父親はいないし、私も父親になる予定もない。

 

父親について思い出すことは、お酒をよく飲んでいたことだ。

 

父は、ビールも日本酒も焼酎も、お酒ならなんでも飲んでいた。

私は覚えていないが兄曰く、昔はウィスキーをよく飲んでいたらしい。

 

子供のころは、なぜそんなにお酒を飲むのかわからなかったし、お酒を飲む父が嫌いだった。

 

なぜ、我が家は貧乏なのに、そんなにお酒を飲むのだ。

そのお金があればもっと別のことに使えるのに。

 

お酒を飲むこの年齢になってみれば、そのお酒代はそこまで高いものではなかったのがわかる。

ただ家でおつまみもなく安酒を飲んでいたのだった。

しかし、その当時の私はお酒こそが貧しい家庭の原因と考えていた。

 

ともかく、父は不安だったのだろう。

自分が選んだ選択に、将来に、家庭に、不安ではなかったことはないのだろうか。

 

私が幼年期を過ごした時代は、私にとって、水面がきらきらと反射するような楽しくもノスタルジックな時代だったが、父にとっては、先の見えない暗い時代だった。

父の人生は決して幸せではなかったろうし、私はその加害者である。

 

父の人生が順風満帆でなかったように、決して私の人生も順風満帆ではない。

そして同じく不安に駆られてお酒を飲む。

 

しかし、私はあなたとは同じ過ちを侵さない。そして結末を変えるつもりだ。

ベンチャーのいいところは、すぐ出世できるところである。

慢性的に人手不足なので、出世競争はほとんどない。

 

メガベンチャーでない限り、ベンチャーにいる人材は、大手でも働けるのになぜかベンチャーにいる変わり者か、大手では働くことができないと人材のどちらかである。

なので簡単にマネージャーになる。

 

しかし、大変なのはここからである。

簡単にマネージャーになれるということは、マネージメントが大変な人材が多いことの裏返しなのである。

 

したがって、マネージャーは2つのスキルを持たないといけない。

一つは、チームメンバーのやる気をコントロールする技術。

もう一つは、スキルのないメンバーに成果を出させる技術だ。

 

一つ目については、OKRや1on1などの本を読んで貰えれば参考になると思う。

 

問題は二つ目である。

これについて、僕の解は、できること以外は振らないということである。

 

考えてほしいのは、あなたのチームメンバーは、プレミアムやリーガでもなくJ1の選手でもない。J3選手である。

 

そのため、難しいタスクを降って成長することを期待してはいけないし、

難しいタスクを上司のサポートがあれば進められると考えてはいけない。

 

チームにおいて、一番の戦力はあなた自身のはず。

できないと仕事をふって、マネージメントに時間が取られるよりも、できる仕事を降るべきである。

そして、余った時間を教育に使うぐらいがちょうどいい。

 

マネージャーも人の子。くれぐれも無理をなさらないように。

 

部下の手柄は上司の手柄か

部下が何か良い仕事をした場合、それは上司の手柄なのか。

 

上司の手柄でもあるということが正しいと思う。

レノン・マッカートニーみたいなものだ。

 

例えジョンレノンが作詞作曲に関わっていなくても、レット・イット・ビーはレノン・マッカートニー名義であるように、部下の仕事の監督者として、手柄の一部を主張することはできる。

 

もし、部下の仕事の手柄を上司が得られないなら、部下をマネージメントする意味はない。

 

しかし、部下の仕事を自分のものにすることはできない。

これはレット・イット・ビーをジョンレノンの曲だと主張するようなものだ。

 

そして、手柄の一部はマネージメントの結果として得られるものなので、上司はジョージマーティンのようなものだ。

商品企画に必要なのは忍耐

商品企画には斬新なアイデアよりも忍耐が必要だ。

 

まず、新しい商品を考えるとだいたい否定される。

既存の商品から離れれば離れるほど、否定される。

自分のアイデアを信じるなら、まずそこで耐えないといけない。

 

リーンスタートアップなんて考えは商品企画にしか通じない。

絶対成功させると信じて周りを説得し、

リリースを得られるまでは社内営業に耐えないといけない。

 

その後、開発に入るが商品をリリースするには早くても3ヶ月から6ヶ月かかる。

そうすると、開発中に人事考課を迎える。

まだ、商品をリリースできてないので、自分のやっていることがどんな正しくても

この時点ではまだ評価をもらえないので、耐えないといけない。

 

晴れて商品をリリースできたとして、プレスの反響がよいとは限らない。

というか、良くないことのほうが多いだろが、耐えないといけない。

 

リリースが終わったら、営業にどんどん営業してきてもらいたいが、

営業が新しい商品を積極的に売るとは限らない。

むしろ既存の商品が順調なら新しい商品なんて覚えるのが手間なだけだ。

営業に販売してもらうために社内営業が必要になるが耐えないといけない。

 

いくつかの顧客に売れて、顧客も満足度しているという声が届いたころ人事考課はやってくる。そのころにはリリースして1年は立っているだろう。

新しい商品が順調で小躍りしたい気持ちかもしれないが、その商品を企画・開発したのは前期のことだ。

人事考課とは、その期の行動に対して評価するものだ。

今期のミッションは???

 そう、新しい商品を企画すること。

新しい商品の企画が適正に評価されなくても耐えないといけない。

定時を過ぎたらエクセルをまっしろにするハック

働き方改革の時代に残業という反社会的な行動を防止するために、

定時以降エクセルを見れなくする。

 

仕組みとしてはこんな感じ。

 

1.条件付き書式で定時を過ぎているか確認

2.定時を過ぎたら真っ白

 

定時を判定するための数式はNow関数を使う。

これを使うと今の日付と時間を返してくれる。

 

=Now()

=2019/5/21 23:08

 

定時か判定するのには時間だけ取れればいいので、

Hour関数で時間だけ取り出す。

 

=hour(2019/5/21 23:08)

=23

 

これを条件付き書式に入れる。

「数式を使用して、書式設定するセルを決定」

というやつの数式に下記を入れる

 

=HOUR(NOW())>=18

 

書式は背景と文字、それぞれ白にするとまっしろになる。

 

適用範囲はA行からZZ行までにしとく。

 

Sheet1!$A:$ZZ

 

これで定時をすぎるとまっしろになる。

 

こんな真面目なエクセルも

f:id:twenty-november:20190521235351p:plain


まっしろになる

f:id:twenty-november:20190521235318p:plain

 

注意点としては、Now関数はセルの更新もしくは開いたタイミングでしか更新されない。

そのため、定時前から開き、閲覧をしているだけのファイルには適用されない。

アンテナ感度を上げる

「情報をキャッチアップできるようにアンテナの感度を上げてください」

 

今年の春も新入社員研修で話されたであろう、「アンテナの感度」という言葉、僕は苦手である。

 

最初に聞いた時は、具体的にどうすればいいのだろうと考えてしまった。

要はピンとこなかったのである。

 

それから新入社員からおっさんになり、アンテナ感度の意味がわかってきたので、整理してみよう。

 

まず最初に情報を得られるチャンスはインフラが整っている日本において意外と平等ある。

アンテナの例えを借りるなら、電波は平等にスマホに届く。情報も(ある程度)平等にやってくる。むしろ情報が少ないシーンよりも多すぎて困るシーンが多い。

しかし、アンテナの品質が悪いと電波が届いても受信できないように、情報が届いてもモノにできるかはその人自身による。

 

なぜなら、情報は全てがわかりやすい形で届けられるわけではないからだ。

情報の処理のうまさに差で、実際に得られる情報に差が出てくる。

これがアンテナ感度だ。

 

例えば、一つの情報からを元にまだ存在していない、あるいは隠された情報を予測できる人もいる。

市場は盛り上がっていないのに、競合の売上が増えたというニュースを聞いたら、経営者は何故だろうと考えるだろう。

その結果、自社と競合の差分という流通していない情報の存在に気づくし、IRを調べて、新しい情報が増えることもあるだろう。

 

あるいは、ニュースなどのわかりやすい形で届けられないかもしれない。

スニーカーのプロモーションをやっている人間は、電車の中でみんなの靴を観察しているだろうし、デザインの仕事をしている人間は、家に届いたチラシのフォントが気になっているかもしれない。

 

それらを元に考えるとアンテナの感度を上げるということは、

情報に興味を持ち、情報を元に考えるということだと類推される。

表現を変えると、アンテナ感度を上げるという話は「情報が与えられるのをただ待っていはいけないよ」ということかもしれない

 

アンテナ感度を上げようとした時、重要なのは興味だ。

興味がなければわざわざ調べたりしない。

 

マネージメントにおいて、興味のない仕事を、ただのタスクとして与えたら、アンテナの感度を上げるところか下げるだけの行為になってしまう。

そう考えると、アンテナの感度は、マネージメントする側の課題でもあるし、いかに部下の興味を知り、違う分野に興味をもってもらうかを考えないといけない。

Hangouts ChatにGoogle Alert(RSS)をポストする

Google Alertをプライベート用のSlackに連携していたけど、

なるべくHangouts Chatにまとめたいので連携する。

同じやりかたでRSSも取得できる。

 

 

1.Google AlertからRSSのURLを取得

 

Google Alertの配信先の設定をメールアドレスからRSSにするとURLを取得できる

 

こういうやつ

https://www.google.co.jp/alerts/feeds/XXXXXXXX

 

2.IFTTTでRSSを設定

IFTTTからRSS feedを選んでさっきURLを入力

 

3.Webhoooksを選んでHanouts ChatのWebhookのURLを入れる

 

Hangout ChatのWebhookのURLはわかりやすく説明している記事がある

https://qiita.com/iitenkida7/items/3c8f9f8f6ee1e809558d

 

MethodはPOST

Content Typeはapplication/json

bodyはなんでもいいけど、{ "text":" {{EntryTitle}} {{EntryUrl}}" }とかすると

記事の名前とリンクがわかって使いやすい

 

ちなみにIFTTTのCheck nowを押しても、EntryTitleとか入れていると、

テストではEntryTitleがないためエラーで送信されない

 

4.新しい記事があるとHangouts Chatに投稿される

これでHangouts Chatに情報が集約されます。

 

 

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