QR決済を開拓するための営業セグメント
QR決済が話題になりつつあります。
各社様々な戦略で各所に営業をしかけていくかと思います。
QRコードの市場は下記4つのセグメントに分類し分析しました。
1.大手企業
2.中小企業
3.個店
4.C2C
1の大手企業は既に電子マネーを導入している企業が大半のため、
決済手段の多様化という観点での導入でしょう。
売上という観点ではここは外せないセグメントです。
ここは既に大手企業にアカウントを持っているドコモあたりが強いですね。
まだ、2の中小企業は、攻めづらいセグメントです。
電子マネーの導入が進んでいないという観点では社会的な意味はありますが、
営業のKPIである受注率・受注までのリードタイムは大手と同じ可能性があります。
一方で売上は少ないので、順番としては後回しになりがちです。
まだ、電子マネーの普及が進んでいない3の個店が
QR決済のメインターゲットです。
社会的な価値としては、このセグメントの導入が進まないと意味がありません。
このセグメントに対して既にアカウントを持っている企業は少ないため
比較的新規参入しやすいです。
ただし、全国に営業マンが必要なので体制構築を間違うと大赤字になります。
4のC2Cは将来的な市場です。
C2Cの取引額が増えて来くると決済手段のニーズが育ってくるでしょう。
また、個人間の送金など、電子マネーでうまく解決できていない問題があります。
それらの問題の解決を目指す企業も出てくる可能性があります。
ここはLINEとか既にアプリが入っている企業でないと進めづらいですね。