PARKERでジェットストリームのインクを使う
僕は仕事のときは、PAKERのIMを使っている。
元々は、三菱のジェットストリームを使っていたけど、
友人からプレゼントされて使い始めた。
実はもらって1年間ぐらいは家の机の上に放置していた!
高そうなデザインはなんだかしっくりこない。
格式ばったものが苦手で、例えばパンクロッカーがPARKERのボールペンを使うのかという。
たぶんそもそも持ち歩かない。
PARKERは、銀行員とか弁護士のイメージ。
最近はジブリのサントラばかり聞いているが、気持ちはまだパンクロッカーの僕とPARKERは合わない。
そんなんであまり好きじゃなかったPARKERをひょっとしたことがきっかけで少し好きになった。
たまたまネットでパーカーの矢印がチャレンジな意味を持っていると知ったからだ。
アローサイン(矢印)はパーカーのシンボルマークであると同時に、行動力や方向性を示す力を表し、志を抱く人々の道しるべです
ちょうど大手からベンチャーに転職するタイミングだったなので、
いろいろ考えて選んでもらったのかなと思い使い始めた。
あと1年ぐらいホコリをかぶせて友人に悪かったし。
でも最初は使いづらかった。
PARKERのインクはでが悪いのだ。
いや、本来ボールペンというこういうものなのかもしれない。
ジェットストリームが素晴らしいすぎるのだ。
ジェットストリームは低粘度油性ボールペンという新しいジャンルを作った素晴らしいボールペンだ。
三菱グループとは関係ということで有名な三菱鉛筆が「油性ボールペンの短所をすべてつぶすこと」を目標として開発された。
ボールペンなのにヌルヌルした書き味が特徴で、ジェットストリームのあとを追いゼブラやぺんてるが新商品を発売し低粘度油性ボールペンというジャンルが確立された。
ジェットストリームはもちろん素晴らしいのが後発の各社の商品も同様に素晴らしい!
これは、課題を見つけるのは苦手だが、一度課題が見つかれば最高品質のものを作るという日本人の特性がボールペンによく現れたいい例だと思う。
話を戻すと、ジェットストリームのヌルヌルした書き味に慣れている僕としては、PARKERのインクQUICK FLOWは使いづらかった。
そんな時こんな便利な商品を見つけた。
インクはこちら
※間違ったサイズを買うとはまらないので注意
このアドプターを使えばジェットストリームのインクをPARKERに使うことができる。
この商品を作ったのは、株式会社福島製作所という埼玉県の会社である。
設立は昭和は34年。2019年に設立から60周年になる。
元々金属加工を得意としているこの会社がどんなきっかけがあったか、
UNUS PRODUCT SERVICEというB2C向けのブランドを作り、2013年から商品を販売し始めた。
UNUS PRODUCT SERVICEは本来持っている企業サイトとは別にサイトとブランドを用意している。
技術者が多い会社はブランドを軽視しがちだが、なぜかこの会社はブランド構築にも力を入れているのが不思議なところだ。
それだけ力を入れているということなのかもしれない。
結局僕のPARKERは外側こそイギリスメーカーだが、
中身は三菱鉛筆と福島製作所という国内メーカーにすっかり置き換えられている。
毎日のように使うボールペンに愛着を持てるのはとてもうれしい。