iPhoneとスクロール
iPhoneが発売されて13年。
僕が初めて買ったiPhone4の発売からも10年経ちました。
10年間経ってiPhoneの一番偉大な発明は何かと考えると慣性スクロールだったんじゃないかと思うわけです。
当時はキーボードがないこと自体が驚きでしたが、タッチパネルで文字を入力すること自体はATMで昔からありました。
マルチタッチもすごい技術ですが、スマホに関してはゲームをしないとあまり使わないと思います。
じゃあみんなが何をもっとも使っているかとスクロールで、ホーム画面での横スクロールやブラウザなどの縦スクロールですね。
昔のタッチパネルのスクロールって、画面に表示された下ボタンをタップするものだったり、早くスワイプの速度とスクロールが連動しなかったんですよね。
この辺iPhoneはめっちゃくちゃうまく作られていて、慣性スクロールでさくさくページめくれるし、バウンススクロール(ボヨンと跳ね返るやつ)で最後までスクロールしたことが初めての人でもわかるし。
タッチパネルで大量の情報を扱えるようになったのは、このスクロールの技術のお陰だと思うんですよね。
AppStoreも偉大な発明ですけど(これはセールスフォースが先かもしれないけど)、iPhoneの完成度が高いからAppStoreが成り立ったわけで。
最終的にはiPhoneのスクロールはMacのトラックパッドにも使われて、PCの操作性を変えたんですよね。
昔のトラックパッドのスクロールは、上から下にスワイプでしたから。
下から上へのスワイプってPCからじゃでない発想ですよね。
そう考えるとスクロールのイノベーションが凄まじい。。
そんなわけでスクロールに感謝して寝ます。