新人マネージャー奮闘記

新人マネージャーがあくせくしています。

他人の資料をうまい具合にパクる方法

その前、横展開が難しいという話を聞いたので個人的な横展開のコツを。

 

一番、横展開としてありそうなのが企画書だと思うので、
企画書の横展開の方法を整理してみた。

 

他人の資料をパクる一番のコツは、その資料の本質を見抜くこと。

 

過去にジョブスさんは
『「優れた芸術家はまねをし、偉大な芸術家は盗む」とピカソは言った。だからすごいと思ってきたさまざまなアイデアをいつも盗んできた。』
と言っています。

 

マネと盗むの違いは、個人的には本質を見抜いているか、だと思う。
資料を完全にパクるとだいたいはまらない。

 

とはいえ、本質を見抜くのは難しいので、
他人の資料を分解することで本質を見抜こうという魂胆。
要はリバースエンジニアリングですね。

 

企画書だと5W1Hに分解すると割りと整理しやすい。

 

【企画書を提出した状況】
Who・・・企画書を見た人。役職とミッションもセットだと分析しやすい。
Where・・・企画書を提出した場。会議とか。
When・・・提出したタイミング。例えば3回目の訪問とか。
How・・・どのように説明したか。例えば上長から説明したとか。
資料をそのまま渡したとか。

 

【状況を踏まえた上で企画書の良い点の整理】
What・・・資料の良いページ。
Why・・・そのページが良い理由

 

これで分解すると、
この役職は、デティールよりも全体像を気にしているとか、
そういうの見えてくる。

 

あとは時間軸に分けるというのもあり。

 

タイムベース戦略だと
① 付加価値を上げるには、顧客の要望から対応までの時間を短縮する
② コストを下げるには、あらゆるプロセスにかかる時間を短くする
のため時間短縮が圧倒的正義。

 

成功した企画書と同じ品質の企画書を
同じ時間で作成するためにはといった観点で
作業プロセスに分解し、使いまわせる部分を探す。

 

使いまわせる作業プロセスは部署で共通化することで効率が上がる。

 

あとは知識があると早い作業やスキルがあると早い作業もある。
これはそんなにすぐに改善できないが、
見える化してこの作業は知識とスキルがつくことで早くなるという認識を持たないと
みんな別のスキルとか磨くので改善につながらない。