チームの運営に必要な5つの機能
たぶん次の5つの機能がちゃんと動いていたら大体のチームはうまくいく。
一人の人が全て兼任してもいいし、何人か分けて担当してもよい。
というか何人かで役割を分けないとよほどハイスペックな人材じゃないとうまくいかない。
5つの役割
1.戦略・改善案立案機能
チームの方向やそのための戦略や改善案を作る機能。
この機能がないと物量作戦になりがち。
実務能力をセットで持っていない限り、個人で成果を出せず昇進しない。
結果あまりいない気がする。
2.意思決定機能
1で作った案をやるかどうか判断決定する機能。
この機能が弱いと1の努力は全て意味がなくなる。
単独で決定してもいいし、取締役会みたいに複数人で決定してもいい。
つまりリーダーが目利きが苦手だったりしたら、無理に一人で頑張る必要はないということ。
3.戦略実行・推進機能
2で決めた戦略を実行・推進する機能。
ここがないと頭でっかちの集団になる。
4.コミュニケーション機能
チームとコミュニケーションをとりチームをまとめる機能。
転職という選択肢が現代サラリーマンは、モチベーションも左右されやすいし、離職リスクもあるので、ムードメーカーやまとめ役がいないと意外とうまくいかない。
5.責任機能
チームに発生したあらゆることに責任を取る機能。
要は部長とか課長とかそういうチームの責任者という人が持つ機能。
多くのチームは2の意思決定機能と責任機能は一人の人が持つことが多い。
リーダーのタイプ
責任をとる機能と他の4つの機能を組み合わせた場合の4つのリーダーのタイプをまとめてみた。
1.戦略・改善案立案タイプ
自分で戦略を考えるタイプ。
このタイプは実行力があるメンバーとコミュニケーションを回してくれるメンバーがいると強い。
2.意思決定タイプ
目利きができるプロデューサータイプ。
立案してくれるメンバーがたくさんいる状況は活躍しやすい。
3.戦略実行・推進タイプ
自ら先頭で推進できるタイプ。
やるべきことさえ決まっていれば強い。
4.コミュニケーションタイプ
このタイプは下につくメンバー次第。
迷惑チラシがなくならない理由
ポストに山ほど入ってるチラシの束。
あれはいろんな会社からポスティング業者が委託を受けて投函しているわけだけど、なくならないのは単純にビジネスとして成立しているから。
実際に効果はわからないけど、チラシを投函するのが広告として有効だと思っているからやるわけで。
これは効果測定ができないという点もあるけど、ローカルビジネスにおいて有効な広告手段がないことも大きいと思う。
Googleマイビジネスがもっと普及すると飲食のチラシはだいぶ減るかもしれないけど、あれは検索ベースなので、検索のきっかけづくりはできない。
そのあたりFBの広告やSmart Newsのクーポンが解決してくれると郵便ボックスがすっきりして嬉しい。
なぜ日本人はダブルループ学習ができなかったのか
失敗の本質という太平洋戦争で日本がアメリカになぜ負けたのかを分析した本がある。
その中で日本はシングルループ学習だったがアメリカはダブルループ学習だったという記述がある。
シングルループとダブルループの説明はこちら
ダブルループ学習を組織で活用する3つの方法 – ゲームを用いて貴社のチームビルディング研修,グループワーク,階層別研修をサポートします | 株式会社HEART QUAKE
その本の中で他にも敗因を分析しているのだが僕はダブルループ学習ができなかったことが、かなり大きな要因じゃないかと思う。
ダブルループ学習は前提条件を変えるわけだけど、ビジネスに置き換えたら、それはイノベーションになるし、ブルーオーシャンの開拓もできているし、ゲームチェンジャーでもある。
それができていないことが敗因というのは、日本代表にメッシがいないから負けましたという同じじゃないか。
むしろアメリカはなぜダブルループ学習ができたのかという点を考えたい。
結論からいうとアメリカが移民でできた国で多民族国家であるだからダブルループができたと考えている。
ダブルループ学習が組織でできるということは、前提条件が変わる、変えられる経験をしてきたということだと思う。
そのためには考え方が違う集団同士が会うことが手っ取り早い。
日本でというほぼ単一民族の社会では前提条件が変わるということはほぼない。
江戸時代なんか300年も前提条件が変わらなかったし、前提条件を変えた結果、明治維新だし。
あと前提条件を変える人を許せるかという問題もある。
前提条件を変えるというは既存のルールを無視することでもあるので。
スティーブ・ジョブズとか前提条件クラッシャーだけど、
あの人日本に生まれたらずっといじめられて日の目を見なそうだし。
とここまで書いていかにダブルループ学習を組織が実践することが難しいかを理解した。
前提条件を無視したり変えたりする部下ってマネージメントしづらいし。
逆にはこれはベンチャーじゃないと新しいことをやりづらいことの裏返し。
なぜベンチャーがイノベーションを起こせるのか
大企業がイノベーションを起こせず、
1.既存顧客がいないので自由に製品を開発できる
既存顧客がいると既存顧客に合わせた商品が開発されます。
しかし、イノベーションの多くはローエンドな品質から始まり、市場を拡大していきます。
つまり別の市場で発達したイノベーションが別の市場も食べてしまうということです。
2.強みがないので自由に製品を作れる
多くの企業は自社の強みを持つとそれにこだわり市場が狭くなります。
これは自社の強みに狭めることで勝率を上げるためです。
逆に言えば、どれだけいい商品を考えても、多くの人の課題を解決するアイデアを思いついても、自社の強みと重ならないとリリースできないとうことです。
この思想が強くなると、チャレンジできる新しい技術や新しい市場が一気に狭まります。
営業が強い会社が陥りがちな罠
営業が強い → 商品に弱点があっても売れる → 営業中心に考え始める → 営業要望で商品の開発が進む → 商品が弱くなり売上が下がる → 売上を上げるために社内のリソースが営業に集まる → 更に商品が弱くなる
逆も然り。バランスが大事。
ロボット掃除機を買って3ヶ月たった
2万円ぐらいの安いのを買ったが快適に使えている。
部屋の大きさは6畳の一人暮らし。
タイマー機能があるので平日の昼間に掃除するようにしている。
そうすると仕事終えて家に着くと綺麗になってよい。
安いモデルはあるが自動で充電器に戻るモデルを買ってよかった。
土日は家にいる時に動いてうるさいと嫌なのでタイマーを切っている。
快適に利用する際は何点か注意が必要。
・コードは噛まれないようにする
安いモデルなので吸い込めるものはなんでも吸い込む。
対策としてコードは床を這わないように配線した。
・倒れやすいものを置かない
ランダムに動くので、ぶつかっちゃいけないものにも突撃していく。
倒れやすいものがある際は壁を作らないやられる。
・帰還経路を確保する
基本アホなので複雑な経路は戻れない。
部屋のどこからも充電器まで一直線になるようにしてあげると生還率が上がる