ハレの文化とニコ動
今年は荒れていたのでニコ動について。
ニコ動のコンテンツとしての本質は祭りでありらハレの文化だと思う。
ニコ動をハレとするならケは日常生活で、それは学校だったり、会社だったり。
要は初期のインターネットや2チャンネルと同じで、ケが退屈な人が集まり、ハレを味わうという図式。
2チャンネルと違うのは、参加の敷居。
動画という共通のコンテンツにより、読むだけの人間も感情の共有が容易になり、より簡単に祭りに参加できるようになった。
ニコ動をハレの文化と捉えると、大会議も納得感がある。
一方で日常に埋没したら、youtubeに完全に喰われるコンテンツだと思う。
普段使いのプラットフォームとしては完全にyoutubeが上だからね。。
話は脱線して、
日本人はハレの文化が異様に好きな気がする。
これはここ数十年の傾向か、寂しさを紛らわせるようなコンテンツが多い。
一つの可能性として、ヨーロッパ、アメリカは家族を大事にする価値観が強い一方で日本が弱いというのはある気がする。
これについて何か情報なり、論文なりを知っている人がいたら教えてほしい。
経験と知識と学習について
ちきりんかだれが20代は貯金のよりも経験だ、みたいな話をしていて、それを割と素直に受け入れた20代でしたが、それでよかったなと思う年の瀬。
後輩にいろいろ理論を教えてもなかなか身につかず、やって見せを繰り返し、最近やっとできるようになってきた。
結局、何かを学習するには連続性が必要で、連続性を作るためにいろんな経験をし、いろんなところに点を撒いておく必要がある。
そうすると点がうまく繋がって何かがスムーズある進む瞬間がある。
そういう学習は自主的なやるべきものだけど、トレーニングとしては守破離が理にかなっている気がする。
模写することで半ば強制的に経験を積むことで、学習の連続性が成り立つ。
思えば大学の研究室にいた時、座学でなかなか理解できなかった理論がある日急に理解できるようなったことがある。それはいろいろ実験を繰り返して理論が経験として消化できた時だった。
今にして思えばあの時は知識を理解するための経験が足りてなかったのが実験によって補えたんだと思う。
年齢的にもはや若手ではないがむしろ積極的に経験を積んでいきたい。
大企業が戦いにくい市場
大企業が戦いにくい市場は中小企業にとってワンチャンある。中企業ドリームだ。
まずは新しい市場は大手は参入しづらい。
もしくは参入までに時間がかかる。
これはマーケット規模の予測が立たないから。
マーケット規模の予測がないと、属人的に判断するしかないので、大企業は参入しづらい。
基本、期待値が算出できないのものは参入できないと考えていいと思う。
あと同じ原理で急激にマーケット規模が拡大している市場。
一方で、iotみたいにみんなが来ると言っているものは参入しまくる。
AIスピーカーみたいな将来メディアになる可能性があるものは成功した時のリターンが大きいから投資するよね。
あと当然ながら市場規模が小さいと参入しないよね。
法人ビジネスだと、大企業は新規開拓を嫌がるから、というか一般的に苦手だから、今の顧客に売れないものもやりたがらないよね。
お金と余裕について
世の中には余裕のある人ない人がいるが、そこにはかなり金銭的余裕が影響を与えていると思うし、個人的にお金に余裕があった方が心理的に余裕がある気がする。
いざという時、なんとかなるならリスクも取りやすい。
というか明日の蓄えもなく、ギャンブルなんて普通とれなくない?
リスクの評価というのは、不可逆かどうかは大きく影響していると思う。
基本的に人は不可逆な変化を恐れる生き物だと考えている。
特に不可逆的に何か失うということに対して恐れがある。
その前にドラクエ11でクリア後に過去に戻るかどうかの選択肢にかなり迷ってしまった。
これがクロノ・トリガーみたいに過去と未来が行き来できるならなんも迷いもないが、一度過去に行ったら戻らないとなるとビビる。
人生における最大級の不可逆な変化は死だと思う。例えば死んだ人間をかなり高額なお金がかかるにせよ教会で生き返らせることができるなら、かなり悲しみは軽減すると思う。
頑張ればまた会えるじゃん。
不可逆な変化といえば、
昔大手企業にいて決裁権がないまま仕事をしていた時はなんとなくピリピリしていた。
仕事で失敗しても会社が損するだけで自分は全く痛くないのだがなんとなく緊張するのだ。
一方で、ベンチャーで決裁権があるのは非常に気楽である。
当然、資金繰りやPLとかいろいろ考えないといけないが、何かあっても自分の決裁権でリカバリーすれば良い。ミスはしないように気をつけるが前向きな集中力がある。
ひゅっとしたらこれも不可逆な変化で説明できるかもしれない。
話がよくわからなくなってきたので戻すけど、要は金銭的な余裕があれば、何かにチャレンジをしても不可逆な変化は起きづらい。なのでチャレンジしやすいとうことを言いたかった。
その意味で長期の返済が必要になる奨学金はチャレンジを抑制すると思うな。
abema TVの方がTVよりも広告単価上げれそう
まずはテレビの広告価格について。
おそらく下記のような算出方法だと思う。
広告価格=視聴率×一人当たりの単価
広告を見て行動した人(購買など)の割合が多いとCPAが下がるので、下がった分、単価は上げることができる。
広告を見て行動する人はターゲットに合わせた表現方法を取る必要がある。
ターゲットに合わせた表現方法が取れれば、CPAが下がるため価格を上げることができる。
しかしテレビはマスメディアなのでターゲットに合わせた表現が難しい。
一方で、今までは圧倒的にリーチ力があったので、それが他の媒体には希少価値になり、単価を上げてたはず。
なので、ターゲティングができないとか、CPAが計算できないという、ある程度無視できた。
AbemaTVはその辺りがTVと差別化できそう。
大半のユーザがスマートフォンで視聴しているため事前にユーザ登録可能でターゲティングし放題。
CAはweb広告の会社なのでこのあたりは余裕でしょう。
あとはコンテンツ次第で人が集まればCAならいかようにもマネタイズ可能。
動画プラットフォームのマネタイズの事例はニコニコ、YouTubeとかたくさんあるし。
オンデマンドではないというTVの魅力はなくならないので、ある意味正当進化かも。
ローソンでコーヒーを買うのが苦手
あのレジの近くで手持ち無沙汰で待つ感じ。
あれが苦手なのでローソンではあまりコーヒーを買わない。
特にレジが混んでいると買いづらい。
スタバやドトールみたいに受け取り場所を作ってもらえると助かる。
もしくはセブンやファミマみたいにセルフでやらせて。
たぶん働き方改革はうまくいかない
ゲームのルールが変わらないと働き方改革は成功しないと思う。
会社がより多くの利益を出すためには、仕事量が多い方が良い。
当然スピードも速い方が良い。
一方で、2人が400時間働くのと、一人が400時間働くのでは、一人の方が原価が安い。
このルールでは、余裕のある会社しか働き方を変えられなくなる。
例えば、ルールを少し変えて、残業が多い会社は採用が厳しくなる、離職率が高いという条件が入るとだいぶ変わると思う。
こういったルールができあがると優秀な人材をプールするために、働き方改革を行いやすくなる。